2017 お歳暮の意味と時期おすすめギフト
御歳暮とは年の暮れという意味です、元々はお正月の「歳神様」信仰に基づくもので、先祖供養と新年の豊作を祈るための御供物を年末に配った習慣でした。
江戸時代掛け売りの精算時に贈り物を持参していた商習慣があり、年の暮れに贈り物を持参する商習慣はやがて年末のあいさつ回りと重なり合い、御歳暮廻りというようになり、やがては贈り物を「御歳暮」と呼ぶようになりました。
御歳暮の水引は紅白の蝶結びのものを使います。上段は「御歳暮」下段は苗字またはフルネームを入れます。
御歳暮には、日頃の感謝の気持ちを表わす意味もありますので、贈り手、受け手のいずれかが喪中でも問題ありません。但し、初七日が終わらぬうちや、法要の日に持参するのは避けた方が良いでしょう。
お歳暮を贈る時期は地方によって異なりますが、関東では12月10日~20日頃贈っていましたが最近は早めに贈る傾向があります。お歳暮が年内にお届けできない場合、「お年賀」として贈ります。
御歳暮の御返しは必要有りませんが御礼状を出すのがマナーです。最近は電話で御礼の気持ちを伝える方が多いようです。
お歳暮の予算は、だいたい3,000円~5,000円と言われています。できれば儀礼的なものではなく、喜ばれるものを贈りたいですよね。年越し蕎麦に近い時期でもあり歳暮によく贈られるのが蕎麦です、今年のお歳暮には長寿庵の「小松菜蕎麦」を是非ご検討ください